聴覚障害のための傍聴環境を急きょつくりました
昨日から市議会は、各常任委員会に入っています。
昨日は厚生文教委員会でした。3月から継続して審議している「障害のある人もない人もともに学び生きる社会をめざす小金井市条例案」。先日、厚生文教委員有志で開催した意見交換会で出された意見や要望も交えて質疑しました。
とりわけ、聴覚障害者からは、「手話を言語として認めるよう条例に加えてほしい」との声が出されていました。とても大切なことで、陳情書も提出されました。それだけにみなさん熱が入り、時間をかけて、議論しました。
東京都は第2回定例会に同様の条例案を提案されていますが、都条例には、手話について明記されているとのこと。
そのため、昨日は聴覚障害の方が傍聴に来られました。議会には1回分の手話通訳のお金しか予算化しておらず、手話通訳者をお呼びするわけにいきません。
そこで傍聴環境を整えるため、急きょにわか仕立てで、私の「UDトーク」と言うアプリを使って、傍聴していただきました。
写真は、I pad(アイ パッド)から流れる質疑の文章を、プロジェクターを使って壁に映している様子です。
新しい議場には、こうした設備が必要だとつくづく感じました。
「UDトーク」は、会話などの音声を文字に変換する機能です。IPOHEなどでアプリをインスㇳールすれば大丈夫です。自分が話したことが文字になってIPOHNEに表れ、相手に伝えることができます。議事録にもなります。(ただし若干、漢字変換がうまくいかない場合もありますが)私は、今年1月のイベントで知りました。
持っててよかった!UDトーク…でした。