新庁舎建設シリーズ2 今後8年間の投資的経費は476億円 約100億円の新庁舎等の建設で市民生活に影響は出ないのか疑問
市長は、約100億円かけても財政に影響がないと言います。私は、2001年の決算から投資的経費、公債費、地方債、地方税の推移をグラフにしてみました。
2011年度武蔵小金井駅南口第1地区の再開発事業により、投資的経費は約85億円でした。この前後8年間の投資的経費は約323億円でした。この再開発にこれだけの税金を投入した直後から、稲葉前市政は「危機的財政状況」とキャンペーンを行いました。
そして市民には、国保税の増税、小中学校の給食、学童保育所の委託化などをすすめてきました。
西岡市長から提案されている財政の見通しでは、8年間で約476億円もの投資的経費です。
新庁舎、新福祉会館の建設の他に、不燃ごみや空缶、ペットボトル、プラスティックなどの清掃関連施設に約52億円以上かかることがわかっています。
今後、小中学校の建て替えや大規模改修、老朽化した図書館や福祉会館の閉館で減らされた公民館の建設などが残されています。こうした方針が示されていません。