西岡市長の施政方針 学校教育の方針は学習指導要領の文章の一部をそっくりそのまま使用

February 23, 2019

施政方針に対する質疑で、もう一つ西岡市長に問うたのが、学校教育の方針です。

下記の資料の赤く囲っている部分が「学校教育」の施政方針です。

 

 下線が引いていある部分、とりわけ「持続可能な社会の創り手として活躍できる力を培うことを主眼としている」という文章に大変違和感を感じます。

 この言葉の語源は何なのか調査し行きついたのが、これまで問題になってきた小学校の学習指導要領の文章そのままだったのです。

 文部科学省小学校の学習指導要領は以下のように述べています。

 「これからの学校には,こうした教育の目的及び目標の達成を目指しつつ,一人 一人の児童が,自分のよさや可能性を認識するとともに,あらゆる他者を価値の ある存在として尊重し,多様な人々と協働しながら様々な社会的変化を乗り越 え,豊かな人生を切り拓 ひら き,持続可能な社会の創り手となることができるように することが求められる。このために必要な教育の在り方を具体化するのが,各学 校において教育の内容等を組織的かつ計画的に組み立てた教育課程である。」

 児童と子どもが違う以外はすべて同じ文章です。

 

 私は、そのことを指摘し、今回の学習指導要領がはじめて英語科や道徳科をつくり通知表で採点するという問題が多い内容で、国が人間像を画一化しておしつけようとしていること等が問題で、多くの保護者や教育関係者から不安や批判の声が寄せられていることを紹介。

 よりによって、その学習指導要領の文章の一部分を分析することもなく自分の言葉として語ってしまう…西岡市長の見識が問われるのではないでしょうか。

 教育内容への介入を危惧します。どのような人間に育っていくかは、それぞれが違うはずで、画一的な人間像を目指すと宣言するのは、いかがなものかと思います。

 

 私は市長が言う「持続可能な社会の創り手」の意味は何か、教育への介入はやめるべきで、踏み込みすぎの施政方針であると批判し、問いました。
 西岡市長は、「教育に介入するつもりはない」と答弁しましたが、いつもの通り字面を追うだけで、明確なイメージもない答弁でした。

 

 教育内容について、市長が評価などを述べることには問題があります。百歩譲って教育内容を論じたいのなら、文部科学省の文章を盗用するのではなく自分の言葉で語ってほしいし、文部科学省の文章を使うのなら「出典」を明らかにすべきです。少なくとも小金井市教育委員会の教育目標を尊重するとか述べるべきではないでしょうか。

 

 また教員の多忙化問題の解決に取り組むことは一言も述べられていません。私は教員定員の増を求め、市長が動くべきと問いました。

 新しい英語教育が導入され、教員の不安もあります。新しい教科の教材研究が必要です。そのための時間が取れるのかとの声も寄せられています。どのように解決するのか問いましたが、具体的な方策を示せませんでした。

 

 

 

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